総合スーパーのイトーヨーカドー津田沼店が、2024年9月をめどに閉店することがわかりました。
運営会社が「収益性を精査した結果」で、詳細が決まり次第、店頭などで閉店を公表するということです。
イトーヨーカドー津田沼店は、1977年11月、新京成線 新津田沼駅の駅ビルに開業しました。
地上8階、地下1階のフロアで、食料品や衣料品などを販売しています。
運営会社を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスの担当者によりますと、津田沼店の閉店は「全国で1店舗ごとに収益性を精査した結果」で、閉店の時期は2024年9月頃になるということです。
詳細が決まり次第、店頭と店のホームページで公表するとしています。
一方、駅ビルを所有する新京成電鉄の担当者は、「長い間、駅前の賑わいに貢献してきた施設なので閉店は残念」と話し、後継のテナントを「探し始めたところ」だということです。
新津田沼駅やJR津田沼駅周辺では、1970年代以降、大型商業施設の進出が相次ぎ、激しい価格競争が繰り広げられてきました。
ただ、買い物客は、東葉高速鉄道の開業やネット通販の影響などで減少傾向が続き、2023年2月には、JR津田沼駅前の津田沼パルコが撤退しています。