三陸道で20台ほどの立ち往生も発生 岩手県沿岸北部に大雪 宮古は24時間降雪量59センチで記録更新 久慈では停電で信号消える

岩手県内は沿岸北部を中心に記録的な大雪となりました。田野畑村の三陸自動車道では車の立ち往生も発生しています。

盛岡地方気象台によりますと岩手県の久慈地域と宮古地域では除雪が困難なほどの大雪となっています。久慈市侍浜町では停電の影響で信号機が止まっていました。

午後2時現在の積雪の深さは岩泉が67センチ、宮古が65センチ、久慈が54センチとなっています。
宮古は午前11時までの24時間降雪量が59センチで、観測史上最も多くなりました。

大雪の影響で三陸自動車道は大槌インターチェンジから八戸ジャンクションの間が上下線とも通行止めとなっています。三陸国道事務所によりますと、田野畑村の田野畑中央インターチェンジ付近で車20台ほどが立ち往生していて、除雪作業の準備が進められています。

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