「決勝戦のつもりで戦う」北朝鮮との大一番を迎えるなでしこJ、池田太監督が語る勝利のポイントは?「初戦よりも…」

日本女子代表は2月28日、国立競技場で開催されるパリ五輪・アジア最終予選の第2戦で、北朝鮮女子代表と対戦する。この一戦を前に、なでしこジャパンの池田太監督が記者会見に臨んだ。

なでしこジャパンは24日に中立地サウジアラビアで行なわれた第1戦で、苦戦を強いられたものの、なんとか0-0の引き分けに持ち込んだ。ホームでの第2戦で勝利すれば、パリ五輪の出場権を獲得する。

池田監督は会見の冒頭、明日の大一番に向けて「パリ五輪の出場権を懸けて第2戦をホームで迎えられて、選手、スタッフを含めて気持ちが高ぶっています。初戦をスコアレスで終えて、考えるのはシンプルです。一つの決勝戦のつもりで戦い、勝利だけを考えています」と決意を示す。

【PHOTO】パリ五輪アジア最終予選、北朝鮮との2連戦に挑む日本女子代表招集メンバー22名を一挙紹介!
また、北朝鮮戦の重要ポイントについて訊かれると、こう答えている。

「もちろん勝利するためにはゴールが必要です。我々が得点するための前へのアグレッシブなプレーや、初戦よりも攻撃時の一人ひとりの距離感を大事にして、相手のプレスを剥がして、スペースを見つけていくことが重要になってくると思います。

また、ロングボールへの対応、セカンドボールをしっかりと回収して攻撃に繋げられるようにしたいです」

魂のこもった戦いで、なでしこジャパンはパリ行きの切符を掴み取れるか。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社