桐島容疑者のポスターに「手配を解除」シール 県警が5000枚分 死亡の男を本人と特定

桐島聡容疑者の顔写真に「手配解除」の紙を貼り付ける兵庫県警の担当者=27日午後、兵庫県警本部

 1970年代の連続企業爆破事件に関与したとして指名手配された過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)を名乗り、その後死亡した男を警視庁が同容疑者と特定した。これを受け、兵庫県内では27日、重要指名手配犯のポスターに掲載されている顔写真にシールが貼られた。

 県警刑事企画課によると、27日午後、警察庁刑事局から手配解除の通知が来たという。県警本部西側のポスター掲示板では、担当者がさっそく「手配を解除しました」と書かれた紙を桐島容疑者の顔写真に貼り付けた。

 同課が管理するポスターは県内に約5千枚あるといい、各警察署などとも連携して順次、対応していくという。

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