下関市の神社にイノシシが…去年12月中旬から姿見せる 下関市も現地確認し対応協議

下関市にある神社の境内にイノシシが出没しています。境内にある公園では、地元の人達がグランドゴルフを楽しんでいるほか近くには、小学校もあるため、下関市が現地確認を行うなどして対応を協議しました。

26日の午前10時半頃にも、イノシシが地面を掘り返したりドングリを食べたりする姿がカメラで確認できます。

場所は、下関市一の宮住吉にある住吉神社の境内。イノシシが姿を見せるようになったのは去年の12月中旬だといいます。

「ずっとこの1週間このまわりを家の周りを掘って回りよった」

「当初は迷って野に出てきたんだろうと山に追い返せばもう来ないだろうと思ってた」

「年が明けてからほぼ毎日やってまいりますので」

27日は、市の担当者が神社の関係者とともに境内を回って箱罠の設置場所などを協議しました。

この神社には、参拝客が多く、境内にある公園では、地元の人達がグランドゴルフを楽しんでいます。また、近くには、小学校もあります。

襲われたりしてケガをした人はいないという事ですがイノシシが人を恐れず、追い払ってもあまり効果はないという事です。

(住吉神社 鳴瀬道生宮司)

「体の大きさが少しずつ大きくなっていくのが分かるんですよ、日々成長している訳ですから、大きくなって一般の方や参拝者に危害を加えないとも限りませんので、小さいうちに捕獲ができれば」

下関市では、地元の猟友会の協力を得て箱罠を設置し、様子を見ていきたいしています。

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