【来春オープン予定】新港第2突堤で建設中のアリーナの名称は? 現在の様子は?

アリーナの名称は「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」に決定

神戸港の新港第2突堤に来春(2025年4月予定)、日本初の、270度海に囲まれた“水辺のアリーナ”が誕生します(プロジェクト運営=One Bright KOBE)。先日、そのアリーナの名称が決定、記者発表会が行われました。建築工事が “絶賛進行中!”の現地も見学してきました。

出典:リビング兵庫Web

▲第2突堤に誕生する新施設の鳥瞰イメージ/One Bright KOBE提供

新アリーナは、神戸の中心地・三宮から徒歩で約20分のウオーターフロントに、約1万人を収容できる多目的アリーナとして、大阪・関西万博が開幕する同時期にオープンを予定。プロバスケットボールリーグ・Bリーグ「神戸ストークス」の本拠地として公式戦が行われるほか、音楽イベントや国際会議なども行われる計画で、ウオーターフロントのランドマークとしての役割も期待されています。その新アリーナの名称が、「GLION ARENA KOBE」に決定しました。

記者発表会には「神戸ストークス」の中西選手、渋谷選手も登場

出典:リビング兵庫Web

▲左から、「神戸ストークス」中西選手、「GLION GROUP」菊池さん、「One Bright KOBE」渋谷さん、「神戸ストークス」道原選手

命名権を獲得した「GLION GROUP」は、神戸で自動車小売事業などを手掛ける企業。「アリーナを新しいシンボルに、神戸エリアをにぎわいのある都市にしていくことに大変意欲を持っています。オフィシャルトップパートナーとして、地域の皆さんにもより喜んでもらえるよう力を注いでいきます」と、代表取締役社長・菊池さん。

また、共に兵庫県出身の「神戸ストークス」の中西良太選手(背が高い!)と道原紀晃選手も会見に登場。「神戸の新シンボルになるアリーナでプレイできるのが、今から本当に楽しみ」(中西選手)、「アリーナと共に大きなクラブになれるよう、また神戸の子どもたちに目標とされるような選手になれるよう頑張っていきたい」(道原選手)と話しました。

「すでに興行開催に関する問い合わせがいくつかあり、ニーズの高さを非常に感じている」(One Bright KOBE 代表取締役社長・渋谷順さん)という新アリーナは、ラグジュアリーな空間で特別なひとときを体験できるVIPフロアなども整備されます。

出典:リビング兵庫Web

▲海から臨むパークエリア ※イメージ。One Bright KOBE提供

また、アリーナの南側(第2突堤先端)には、“Regeneration(再生)”をテーマに、緑の丘のような建築物も計画されています。屋根の上の緑あふれる丘からは、パノラマに広がる海が一望でき、緑の丘の内部には、飲食店なども入る予定。アリーナだけでなくパークエリアなども合わせて、にぎわいが日常的に生まれる場所を目指すのだそう。

出典:リビング兵庫Web

▲神戸の海を一望できる緑の丘からの眺望 ※イメージ。One Bright KOBE提供

工事中の新アリーナ、現在はどんな様子?

出典:リビング兵庫Web

▲全体の進捗状況は約30%とのこと(1月末時点) ※「神戸ポートミュージアム」がある第1突堤側から撮影

工事の様子も見ることができました。第2突堤には、三宮とウオーターフロントをめぐる連節バス「Port Loop」の「神戸ポートオアシス前」停や「新港町」停からも向かうことができます。海側に向かって進むと巨大な黒い建造物が見えてきました。7階建てというアリーナの高さや骨組みがしっかりと見えてきていて、中央にくぼみがあるデザインの屋根の様子もわかりましたよ。

出典:リビング兵庫Web

▲南側から撮影。アリーナ南側には、神戸の海が一望できる緑の丘ができる予定

またアリーナの南側(海側から六甲山を望む方面)からも見学。左手には、神戸ポートタワーや神戸メリケンパークオリエンタルホテルなど、 神戸らしい景色が。ここにできる緑の丘から海を眺めるのは、本当に気持ちが良さそう。オープンが楽しみですね。

「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」

※2025年4月開業予定

住所:神戸市中央区新港町130-1、130-2

アリーナの詳細については、https://www.kobearena.jp/

© 株式会社サンケイリビング新聞社