サンド列車出発進行ー。鳥取県とJR西日本などは3月10日、砂地を好む人気ゲーム・ポケットモンスターのキャラクター「サンド」と「アローラサンド」をデザインしたラッピング列車の運行を開始する。2028年3月末までの運転を予定している。
鳥取砂丘を有する県は2018年、両キャラクターが砂を連想させる名前であるのにちなみ、とっとりふるさと大使に任命している。県と株式会社「ポケモン」が連携し、地域の魅力を発信する事業の一環で実施し、JR西の協力を得た。
今回、山陰本線の豊岡ー米子間、因美線の鳥取ー那岐間で走る普通列車キハ47系2両をラッピングする。外装のほか、内装の窓や座席にもかわいらしいサンドやアローラサンドの姿をあしらう。
県交通対策課の野坂明正課長は「運行を機に日常利用をはじめ、県内外のポケモンファンの方に『二度、サンド』と言わず、何度も利用してもらいたい」と話した。