芸術と福祉との橋渡しができる人材育成を目的に、若手の演奏家に与えられる「グラチア音楽賞」の受賞者が決まり、岡山市北区で記念のコンサートが開かれました。
グラチア音楽賞は、社会福祉法人旭川荘が2013年から社会貢献に取り組む若手音楽家などを対象に毎年贈っている賞です。
9回目の今回は、様々な人たちに音楽を身近に感じてもらう取り組みをしているビオラ奏者の中村翔太郎さんと作曲家の松崎国生さんが受賞しました。
新型コロナの影響で4年ぶりに開催されたコンサートでは、5曲が披露され、約150人が美しい音色を楽しんでいました。
(作曲家 松崎国生さん)「ものすごく名誉のある賞をいただくことができまして、大変光栄に思っております。さらに高みを目指していきたいと思っています」
旭川荘では、今後も、音楽と福祉を繋げる活動を続けていく予定です。