海田強盗事件で、債権回収屋の男に「懲役8年」の求刑

おととし海田町の事務所に監禁された男性が現金を奪われ暴行されて死亡したとされる事件で、債権回収屋の男に、「懲役8年」の求刑です。

この事件はおととし6月、投資した資金の回収を依頼された伊藤圭亮被告ら2人と、依頼した女のあわせて7人が共謀…。海田町の事務所で男性に暴行を加え、現金11万円を奪った疑いです。伊藤被告は、死亡した男性を埼玉県に運び遺棄したとして「強盗」や「死体遺棄」などの罪に問われています。

広島地裁であった公判で、検察は「懲役8年」を求刑しました。一方、弁護側は「死体遺棄」を認めた上で、「強盗」はしていないと主張…伊藤被告は遺族らへの謝罪を口にし、「刑務所で規範意識を学びなおす」と述べました。この事件では、今も被害者の男性の遺体が見つかっていません。

【2024年2月27日 放送】

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