初代ポケモン「ポケットモンスター赤/緑」伝説ポケモンミュウツー！ポケカではいくらになった？

2月27日はPokémon Day。「ポケットモンスター赤/緑」が発売された日であり、今年で28周年を迎えました。

「ポケットモンスター赤/緑」の伝説ポケモンであり、初登場から現在に至るまで、圧倒的な存在感を持つミュウツーは、多くのポケモンファンを魅了してきました。

ここではトレカの流通量が最も多い専用フリマサイト「magi」で、高額で販売されたミュウツーの初期カード（旧裏面）と限定プロモSARを3つ紹介します。

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ミュウツー旧裏面（初期）カードの落札歴

ゲーム「ポケットモンスター」には各シリーズごとに、ひとつのロムにつき一匹しか捕獲できない伝説のポケモンが存在しています。初代ポケモン「ポケットモンスター赤/緑」では、ファイヤー・サンダー・フリーザー・ミュウツーが伝説のポケモンとして出現します。

この四匹の中でも、ミュウツーの存在は格別といえるでしょう。ミュウツーは記念すべきポケモン映画第一作の主役を務め、大ヒットを打ち出しました。また、数多くの伝説のポケモンが存在している現在においても、未だトップクラスの強さを保っています。

ミュウツー旧裏面（初期カード）は多く取引されており、「ミュウツーLV.53 旧裏マークなし ★なし初版」を中心に高額落札されています。古いカードのため、状態の悪いプアー（POOR）品も多く、数百円程度しか価格がつかない例もあります。

世界に300枚しかない、極めて希少なプロモカードです。2019年に各地のポケモンセンター等で開催された「ミュウツーHR争奪戦」という大会の優勝者にのみ授与されました。

このように、ミュウツーのHRが優勝記念品として限定発行されていることからも、ミュウツーの高い人気が伺えます。

また、この大会では事前に用意したデッキは使用できず、当日に拡張パックを購入し、その中からデッキを組むルールでした。

そのため、プレイヤーはその場で出たカード運にも左右されていたそうです。相当の実力者であり、かつ、運のいい人でないと入手は困難だったようです。

買取金額は、ここ数年で40万円から90万円台で推移しています。PSA10ともなれば、半年以上前にはなりますが、最高で175万円の買取実績があります。

保存状態によっては、かなりの高額買取が期待されるカードです。残念ながら、2024年2月27日現在、148万円～出品されていますが、ごく最近の落札は見つかりません。

ポケカ20周年を記念して、2016年に新潟と愛知で開催された「ポケモンカードゲーム20thアニバーサリーフェスタ」というイベントでのみ手に入るプロモカードです。

会場で様々な催しに参加するとポイントがもらえ、それを6ポイント分集めると、このカードと交換することができます。

このイベントでは上記のミュウツーGX HRとは違い、大会で優勝せずとも、催しに参加するだけでポイントがもらえるシステムだったようです。

しかし、イベントは1日限りだったので、時間的な理由から6ポイント集めるのは困難だったみたいですね。そのためか、かなり希少で高価なカードになっています。

さほど多く取引されていませんが、PSA10の平均落札額が20～30万円程度です。状態がそれほど良くない場合は、これより買取額が落ちる可能性があります。

現在、鑑定していないカードが出品されていますが、10万8000円でまだ落札されていません。

2015年に発売された「スペシャルジャンボカードパック『ミュウツーEX』『青い衝撃』『破天の怒り』Ver.」に封入されていたプロモカードです。

この中には、拡張パック「青い衝撃」「破天の怒り」が4パックずつ、通常の対戦では使えないジャンボサイズのメガミュウツーXのプロモカード、そしてこちらの「ミュウツーEX PROMO 190/XY-P」が含まれていました。

このスペシャルジャンボパックは特に購入制限がかかっていた様子はなく、全国のイオン、ダイエー、ポケモンセンターにて取り扱われていたようです。

それでも高値がつくのは、発売が2015年であり、発売からかなり時間が経過していることから、希少になったと考えられます。

29万円で買い取りされた実績がありますが、1件のみしか存在しません。