「大学1年の冬から大麻を使用」と指摘 大麻所持の罪に問われた元福山大サッカー部員の初公判で検察側 元部員は起訴内容認める

広島県福山市内のコンビニで大麻を所持した罪に問われている当時、福山大学のサッカー部員だった男(21)の初公判が27日、広島地裁福山支部で開かれました。

起訴状などによりますと、当時、福山大学の3年生でサッカー部員だった男は、23年9月2日、福山市今津町にあるコンビニで大麻である植物片約0.989グラムを所持したとされます。

男は27日の初公判で、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、男は大学1年の冬から友人らとともに大麻を購入し使用していたと指摘。起訴内容にある去年9月2日には、氏名不詳者からプラスチックの袋に入った大麻を購入し、その後に訪れたコンビニで買い物をした際に、大麻を落として、そのまま立ち去ったということです。

弁護側は報道陣の取材に対し、「すべての起訴が終わってないが争うつもりはない」と答えました。

男は、同じ福山大学のサッカー部の元部員(20)から大麻リキッドを譲り受けた罪でも起訴されています。

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