【神戸市】日本最大規模の美術公募展「日展」 日本画・洋画・彫刻…展示総数538点 3月24日まで

「神戸ゆかりの美術館」館長の岡泰正さん(写真中央)、『サンデー神戸』レポーターのマジョリ缶 いしだ(同右)、まゆぞー(同左)

六甲アイランド(神戸市灘区)内の「神戸ゆかりの美術館」「神戸ファッション美術館」の2館では、3月24日(日)までの期間、日本最大規模の美術公募展「第10回 日展 神戸展」が開催されています。

【写真7枚】総数538点! 日本の芸術の“今”が見られる「日展」 展示作品

同展は、1907年の「文展(文部省美術展覧会)」からはじまり、戦後に現在の「日展」となった歴史を持ちます。長い伝統を誇る同展は、神戸ゆかりの国民的洋画家・小磯良平や、日本画家・東山魁夷を見出してきました。毎年秋より国内主要都市を巡回しており、昨年に引き続き、関西地区では神戸での開催となりました。

日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門からなる同展。内閣総理大臣賞受賞作「懐」を出品する、神戸出身の日本画家・西田眞人をはじめとする日本美術の巨匠による全国巡回作品に加え、関西出身作家の入選作品など総数538点が一堂に展示されています。

3月24日(日)までの開催で、開館時間は午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)。毎週月曜日が休館日です。料金は一般1200円、大学生・65歳以上600円、高校生以下は無料。入館に関する詳細情報は公式ホームページにて確認できます。

「神戸ゆかりの美術館」館長の岡泰正さんは、「『日展』を見ておけば、日本の芸術の“今”を見ることが叶うと思います。日本の芸術を輪切りにしたような展覧会です。六甲アイランドに遊びに来られた際には、『日展』にふれていただければ」と話しました。

※ラジオ関西『サンデー神戸』2024年2月18日放送回より

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