英俳優がダンボール製のバッグで授賞式に。作ったのは9歳の子どもだった

ハンナ・ワディンガムさん(2024年2月24日)

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きらびやかなドレスが注目を集めた第30回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)授賞式で、9歳のデザイナーが手がけたバッグがレポーターを沸かせた。

ロサンゼルスで2月24日に開かれた授賞式のレッドカーペットで話題になったのは、イギリス出身の俳優ハンナ・ワディンガムさんのバッグだ。

深紅のオフショルダードレスに身を包んだワディンガムさんは、自身の9歳の子どもキティさんが作ったダンボール製のクラッチバッグを持って、レッドカーペットに登場した。

段ボールバッグは虹色のデザインで、「EPIC(壮大な)」という文字も書かれている。

第30回SAGアワードに、娘が作ったダンボール製のクラッチバッグを持ってきたハンナ・ワディンガムさん。Apple TV+のオリジナルドラマ「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」のレベッカ・ウェルトン役でSAGアワード女優賞コメディシリーズ部門にノミネートされていた(2024年2月24日)

ワディンガムさんは「EPIC」は、女優賞コメディシリーズ部門にノミネートされていた自分へのキティさんからの応援メッセージで、「この日の夜が壮大なものになるだろう」という願いが込められていると説明した。

キティさんが自身の作品につけた名前は「何にでも合うし、何にも合わないバッグ」。

製作時点で母親がどんなドレスを着るかわからなかったため、キティさんはどんな服にもあうデザインにしたという。

誇らしげにバッグを披露したワディンガムさんは、「とても美しい」と称えている。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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