北朝鮮女子代表が日本戦の前日練習を実施。国立競技場に響き渡るコーチの掛け声、選手全員が真剣な表情で...

北朝鮮女子代表は2月27日、パリ五輪・アジア最終予選の日本女子代表戦に向けた前日練習を実施。冒頭の15分がメディアに公開された。

24日に中立地のサウジアラビアで行なわれた第1戦(0-0)を終えた北朝鮮女子代表は25日の夜に来日。第2戦が行なわれる国立競技場で行なわれた前日練習には、招集メンバー22人全員が参加した。

先に姿を現したのはGK3人で、コーチとセービング練習。徐々にピッチに姿を現したフィールドプレーヤーは、各自、グラウンドの自由な位置でランニングをして汗を流した。

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その後はパスのトレーニング。4人でボールを回し、最後の1人が走ったスペースにスルーパスを供給するというものだった。そのほかには、3チームに分かれた鳥かごのようなメニューも行なわれた。

国立競技場に響き渡るのはコーチの力強い掛け声。歯を見せている選手はひとりもおらず、全員が真剣な表情で、黙々と練習に臨む姿が印象的だった。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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