米カリフォルニア州にある港町、デイナポイントに住む82歳の男性が、SNSで話題を呼んでいる。
その理由は…断崖絶壁に住んでいるから!
こちらが、ルイス・ブルーガーマンさん(82)の住む家だ。
放射線科医のルイスさんの家は、海岸線にある集合住宅の中で最も高額だと言われており、その価値は1590万ドル。日本円で23億円の豪邸だ。4つのベッドルームを完備している。
しかし今月初めに同州を襲った記録的な大雨により、土地の一部が崩壊。SNSでは、ルイスさんの安全を心配する声が上がっている。
しかし、インタビューに応じたルイスさんは「心配はいらない」と話す 。
「家は平気ですよ。(このまま住み続けても)危険ではありません。市も同意見で、家の構造上に問題はないという判断が下されました」
ルイスさんが住む地域の市長は、声明で「今のところ、危険はない」と発表 した。
「市の地質工学者と住宅の担当者が現場に出向き、状況を調査するとともに、(今回の大雨で)破損が発生した住宅と住宅所有者と話をした」
「現在、対象の家に差し迫った脅威がないことを、市は確認している」
しかし今後、カリフォルニア州南部には大雨の予報があり、専門家は警鐘を鳴らす。
ワシントン・ポスト 紙の取材に対し、ロサンゼルスの建設会社「アルファ・ストラクチュラル」の副社長は、こう語った。
「近年、豪雨による被害はさらに拡大しており、今後も大きな被害が続くと思います。このような被害に建物や家が持ち堪えられるかどうか......厳しいと思います」
この記事は英語 から翻訳・編集しました。 翻訳:オリファント・ジャズミン