青森市の国道103号で子ども8人と施設職員の乗ったワンボックスカーが道路脇の崖から転落した事故で、青森署は27日、けがをしたのは小学生2人、中学生4人で、うち15歳の中学生と12歳の小学生がいずれも鎖骨や腕を折る重傷と発表した。他の4人は軽いけがだった。
署などによると、児童心理治療施設青森おおぞら学園（青森市）の児童指導員葛西颯さん（23）が、同学園で暮らす8人を学校に送る途中だった。雪で路面状況が悪く、葛西さんは園側に「ブレーキが利かなかった」と話している。
署は当初、崖の高さを約3メートルとしていたが、計測の結果約4.6メートルだったと公表した。
