「緊張します…」春から1年生 「入学式」ファッションショー 今年は華やかな色やデザインが人気

まもなく卒業・入学のシーズンです。長野市の大型店では先日、恒例の入学式向けのファッションショーが開かれ、親子が堂々とモデルになりきりました。

スポットライトが当たるステージでポーズ。先日、ながの東急ライフで開かれた入学式向けのファッションショーです。

入学式用の服を紹介しようと、市内の店がランドセルや服を購入した家族を対象にモデルを募り、2017年から開いています。この日、午前の部で7組の親子を含む26人がモデルに挑みました。

朝、モデルの親子たちが集まってきました。こちらは長野市の伊倉さん親子。お気に入りの服に着替えた次女の明星ちゃん(6)。

母親の妙子さん(40)も婦人服店で衣装とメイクを整え、準備万端です。

母・妙子さん:
「親子で出られると聞いたので声かけたら『一緒に出たい』と言ってくれたので、一緒に出ることにした」

次女・伊倉明星ちゃん(6):
「ねね(姉)も出てたから、出てみたいと思った」

実は7年前、長女の美月さん(当時6)がショーに参加。当時、1人でランウェイを歩いた美月さん、「先輩」として2人にアドバイスを送ります。

長女・美月さん(13):
「(妹へ)とりあえず楽しく、ニコニコしてれば何とかなると思います」

長女・美月さん(13):
「(母へ)がんばってください」

母・妙子さん:
「はい、がんばります」

一方、こちらは、長野市の内田さん家族。母親の智絵さん(42)と長男の子揚ちゃん(5)がランウェイを歩きます。

長男・内田子揚ちゃん(5):
「緊張します。(どんなポーズ決めますか?)『敬礼』か『ピース』」

母・智絵さん:
「とてもいい記念になると思って参加することにしました」

祖父母も孫の晴れ舞台を見に駆けつけました。

祖父・益雄さん:
「我が家の一番の宝物なんですよ。もうかわいくてかわいくて大事で、どうしようもないんですよ」

期待と緊張の中、いよいよ本番。

最初は1人でモデルをする子どもたちが登場。今年は華やかな色やデザインが人気だということです。

控室ではー。

母・妙子さん:
「『はーい』って言ってね。大きい声で返事してね、頼むよ」

いよいよ伊倉さん親子の出番―。

レースの襟がポイントの紺の上着とチェックのスカートで登場した明星ちゃん。ポーズもばっちりです。

母・妙子さん:
「あかりー!」

次女・伊倉明星ちゃん(6):
「はーい!」

親子で決めポーズ!

出番を終えて…

次女・伊倉明星ちゃん(6):
「ちょっと恥ずかしかった。ポーズするのが楽しかった」

長女・美月さん:
「ニコニコして余裕っぽくて、すごいなと思いました。100点です!」

父・秀明さん:
「とてもかわいくてキレイでした」

母・妙子さん:
「お姉ちゃんの時もそうですけど、いい思い出になってよかった」

続いて、内田さん親子。

子揚ちゃん、緊張からか練習してきた「敬礼」と「ピース」はややぎこちなくなりましたが…お母さんと2人でばっちり「敬礼」。

このポーズ、実は「将来の夢」と関係がありました。

長男・内田子揚ちゃん(5):
「(将来は何になりたいんですか?)飯山線の運転手!」

祖父・益雄さん:
「子揚のほうを見るのが一生懸命で、カメラがとんでもないほう向いてました(笑)。将来が楽しみです」

日々、成長する子どもたち。もうすぐ新1年生です。

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