27日、島根県江津市は、市内の有福温泉にある公衆浴場「やよい湯」の湯から、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたとして、施設を当面臨時休館すると発表しました。
市によると、定期清掃の際に採取した検体から、基準の100ml当たり10CFU未満を超える、30CFUのレジオネラ属菌が検出されたということです。
結果が判明したのは27日夕方で、市は通常の午後9時閉館を前倒して午後7時に閉館し、翌日以降も臨時休館することを決めました。
今後、設備の清掃と消毒を行った上、再度検査が必要なため、営業再開までには最短でも2週間程度必要だろうとしています。
やよい湯は有福温泉に3か所ある外湯の1つで、2018年にもレジオネラ属菌の検出により休館したことがあるということです。
なお、これまでに健康被害の報告はないとしています。