女帝・トミの死に、視聴者嘆き「あれはフラグだったのか…」

昭和の大スター・福来スズ子の山あり谷ありな人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。2月27日放送の第103回では、愛助の母・トミが結核で亡くなり、視聴者の悲しむ声が続出している。

ヒロイン・スズ子の前に立ちふさがる村山トミ役を演じる小雪(C)NHK

喜劇王・タナケン(生瀬勝久)がケガをし、スズ子(趣里)は見舞いにいく。何よりも客から忘れ去られることを恐れるタナケン。そんな姿に圧倒されたスズ子は、「負けてられへん」とつぶやく。

ある日、スズ子は新曲の相談に羽鳥(草彅剛)のもとを訪ねる。「ブギ」はネタ切れになったとぼやく羽鳥だが、スズ子の言葉でなにかをひらめく。その帰り道、スズ子はマネージャーの山下(近藤芳正)から、亡き恋人の母・トミ(小雪)が他界したことを知るのだった。

今回の放送では、スズ子の恋人だった愛助(水上恒司)の母・トミが亡くなったという一報が入る。さらに、トミも息子・愛助と同じく結核で亡くなったということが明らかに。

SNS上ではトミが愛助の最期を看取ったシーンを振りかえり、「トミさんまでも結核で・・・」「愛助最後の療養時、マスクもつけずに間近にいたことがここで」「1人だけマスクなしで看病してたのはフラグだったんだね・・・」など、悲しむ声が続出している。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。2月28日放送の第104回では、トミの葬儀に出た山下が、ある決意を固める。

文/つちだ四郎

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