全国の小学校にグローブをプレゼントしたメジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手。愛媛県四国中央市の小学生が、地元の「おおたにさん」で感謝の声を響かせました。
25日朝9時。雨が降る中、香川との県境にある四国中央市の大谷山(おおたにやま)の麓には、市内の小学生とその保護者ら6組13人が集まりました。
その目的は、大谷選手にグローブの感謝を伝えることです。
大谷山は、大谷選手の大活躍にあやかり、地元で“おおたにさん”と呼ばれるようになり、今回のイベントも登山愛好家らでつくる四国中央登山ムーブメントが企画しました。
四国中央登山ムーブメント 村上智子代表
「地元の方が大谷やまをオオタニサンと呼び始めたタイミングで、大谷選手が活躍されていたので、これは地域起こしになるんじゃないかと思って企画しました」
一行は、登山ガイドから注意事項を聞いたあと、507メートルの山頂を目指し出発。雨と寒さの中、登ること約40分、頂に到着しました。
そして、休憩をはさみエネルギーを補充した子どもたちは「おおたにさん」のてっぺんから、大谷さんに感謝を叫びました。
「大谷さんグローブありがとう!」 「今年もがんばって!」
参加した子供
「大谷さんに感謝を伝えられたと思います」
参加した保護者
「息子も大谷さんみたいにあやかって立派に育ってほしいです」
また、下山途中にはやまびこが聞こえるというスポットに立ち寄って、それぞれの夢を叫び、そのこだまを浴びて思いを再確認しました。
男の子「運動神経が良くなりますように!」
地元の人たちは、四国中央の「おおたにさん」に、大谷選手に負けない活躍を期待します。
四国中央登山ムーブメント 村上智子代表
「やまびこスポットで叫べば夢が叶うっていう、子どもがどんどん登れる山にしていきたいと思っています」
大きな飛躍を遂げた本家と共に、こちらも多くの人たちの夢を受け止める、メジャー級のパワースポットに化けるかもしれません。