櫻坂46 守屋麗奈、小林由依からの言葉を振り返り「心が楽になって救われた」

2月1日に『小林由依 卒業コンサート』が開催された櫻坂46。一期生としてグループを引っ張った小林由依との思い出を、二期生でありバラエティ番組などでも活躍する守屋麗奈が回顧。コンサートでの裏話や、卒業した彼女への思いを聞いた。

ー 「小林由依卒業コンサート」(2月1日)を終えたばかりですが、特に印象に残っていることはなんですか?

今回は(小林)由依さんがいろいろな演出やセトリをスタッフの皆さんと一緒になって考えてくださったんです。普通卒コンといったら卒業メンバーが主役じゃないですか。でも由依さんは楽曲ごとにセンターのコがいることを考えて、その曲のセンターを自分が取ってしまわないようにしたい、その楽曲を大事にしたい、とおっしゃっていたようで。それをTAKAHIRO先生からお聞きしたときに「最後の最後までカッコいい先輩だな」と胸が熱くなりました。

ー 実際に『桜月』をWセンターのように披露してみていかがでしたか?

歌詞や『桜月』の世界観にすごくマッチした演出がすごく好きで、歌う側ですが感動しました(笑)。由依さんがたくさんこだわってくださって、泣きそうになりながらパフォーマンスをしたんですけど、やっぱり由依さんが一人でメインステージから花道に歩いていかれるところとかも本当にグッときました。由依さんと向かい合って踊るシーンも多くあって。由依さんがまたひとつ新たに『桜月』という楽曲に物語というか、色をつけてくださったんだなと思い、めちゃくちゃ感動でした。ファンの方も「今回の演出を含めてめちゃくちゃよかった」と言ってくださって。ただ逆に、今後やるときにプレッシャーじゃないですけど、今回のパフォーマンスを超えられるかどうか、ハードルが上がった感じもしています(笑)。ベーシックな『桜月』のパフォーマンスも好きと言ってもらいたいので、もっと成長しないといけないな、という気持ちです。

ー 曲中で見つめ合う場面では、何を考えていました?

由依さんの偉大さとか、私が初めてセンターをやらせていただいたときのことを思っていました。一期生の小池美波さんと由依さんがシンメでいてくださって、すごく支えていただいたな、とか。特別なにをしてくださるというわけでなくても、いてくださるだけで私は救われていたので。『BAN』で私が表題曲メンバーに選抜されたときもそう。自分のなかでどこか気負っていて、МV撮影で全然うまくできず落ち込んでいたんです。そしたら由依さんが「よくできなかったところは使われないから」と、さらっと声をかけてくださって。それだけなんですけど、そのときの私には響いて、心が楽になって救われたんです。いつか私もそんなふうに、後輩に憧れてもらえる存在になっていきたいですね。

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