南野拓実の地元!泉佐野市出身のサッカー選手「最強の3人」

週末に所属のモナコでスーパーゴールを決めるなど、リーグアン2年目で華麗なる復活を果たした南野拓実。

日本代表として先日のアジアカップにも出場したアタッカーは、大阪府の南端、泉南地域の中央に位置する泉佐野市の出身だ。

そこで今回は、関西国際空港があることでも知られる泉佐野市出身のサッカー選手で「最強の3人」を紹介する。

南野拓実

1995年1月16日生まれ(29歳)

まずは何と言っても南野拓実。泉佐野市が生んだトップアスリートの一人だ。

同じ泉南地域である泉南郡熊取町出身の室屋成(現ハノーファー96)は、小学生時代に在籍していたゼッセル熊取FCのチームメイト。現在も非常に仲が良いことで知られている。

南野はその後、複数のJクラブからオファーがあった中でセレッソ大阪のアカデミー入りを選択。“桜のフットボーラー”として世界に羽ばたいていった。

2016年に南野は泉佐野市の広報誌でこんなメッセージを送っている。「頑張ってボールを追いかけてください。僕も負けないように、毎日ボールを追いかけるので、いつの日か一緒のボールを追いかけましょう!」

食野亮太郎

1998年6月18日生まれ(25歳)

続いては、ガンバ大阪の食野亮太郎。彼ほどあっという間にトップシーンへ駆け上がっていった選手も珍しいだろう。

ジュニアユースからガンバで育ち、ユース時代にはU-23チームの一員としてJ3に出場。2019シーズンには開幕から8試合で8ゴールと大爆発し、トップチームでも非凡なプレーを連発した。

するとその年の夏、いきなりマンチェスター・シティへ完全移籍。ローンされたハーツ、リオ・アヴェ、エストリルで結果を残せず、2022年にガンバへ帰還したが、まだ25歳だけに再ブレイクが期待される。

なお、3歳年下の弟・食野壮磨もサッカー選手。ガンバのアカデミーから京都産業大学を経て、今季より東京ヴェルディの一員となった。もしかしたら今年「兄弟対決」が実現するかもしれない。

一森純

1991年7月2日生まれ(32歳)

最後は、南野と食野を足したようなキャリアを持つ一森純。南野と同じゼッセル熊取FCからセレッソ大阪のアカデミーへ加入。同学年には扇原貴宏(現ヴィッセル神戸)や永井龍(現ギラヴァンツ北九州)がいた。

しかし彼らのようにトップ昇格は果たせず、関西学院大学を経て、2014年に当時JFLのレノファ山口FCでプロ入り。1年目から出場機会を掴み、ファジアーノ岡山を経て、2020年にガンバ大阪の一員となった。

昨季開幕直後、高丘陽平がMLSへ旅立った王者・横浜F・マリノスへ期限付き移籍すると、持ち前の技術力でレギュラーを奪取。惜しくもJ1連覇には届かなかったがリーグ屈指の実力を披露した。

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そして今季はガンバへ戻り、24日のFC町田ゼルビアとのJ1開幕戦で先発フル出場。ダニエル・ポヤトス監督のサッカーを支える新守護神として注目される。

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