開幕投手「まだ実感ない。1日たりともムダにせず」九里亜蓮 完全復活を目指す “鯉” と “侍” の守護神・栗林良吏 広島カープ 沖縄キャンプ終了

広島カープは、若手・主力41人が鍛錬を繰り広げた沖縄キャンプを終えた。選手たちの直後の声―。

2024 開幕投手はマイペース

広島カープ 九里亜蓮 投手
― キャンプは充実?
「そうですね。自分の中でプランを立ててキャンプに入ってきて、ある程度、そのプランどおり動けたと思いますし、ある程度、任された部分はあったので、そういう意味ではやりたいこともやりながら順調にいいキャンプを過ごせたのではないかなと思います」

― 若手の多いキャンプ。先輩としてどんなことを意識して接した?
「ぼく自身は変に意識せずに。わからないことがあれば全然、聞いてこれるような、いい雰囲気を作ることができればいいなと思ってやっていたことぐらいですかね」

― どんなことを聞かれた?
「変化球のことを聞いてきたピッチャーもいましたし、ルーキーの子たちに限っては初めてのキャンプでわからないことも多かったと思うので、そういうので自分からちょっと話しかけたうえで、やりやすくできればいいなと思いながらやったりはしました」

― トレーニングボールを持ち込んで取り組んだ成果・課題は?
「やっていることはしっかり身に付いていると思いますし、自分自身、レベルアップするためにやっているので継続してやりたいなと思いますし、その中でもキャンプ後半の実戦ではストライクにある程度、投げることはできましたけど、コースを狙ったりだとかそういうところで微妙なずれがあったりもしたので、そういうところはこれからしっかり精度を上げていければいいかなというふうに思っています」

― 実戦ではどんなテーマで投げる? 重視することは?
「いろんなことを自分で試したいことだったり、課題っていうのを持って試合に臨んでいった中で1つひとつ課題をつぶしていきながら、いい状態で開幕を迎えられれば一番いいのかなっていうふうに思っています」

― 開幕投手についても実感がないと。時間が経っていかが?
「まだ、ないですね。まだ全然、本当に投げるのかなっていう感じでいますけど。本当にオープン戦、投げていきますけど、結果にもこだわりつつ、やっていければいいかなと思います」

― これから1か月、どのように過ごす?
「本当に開幕まで1日たりともムダにすることなく、いい時間を過ごして、いい状態で迎えたいと思います」

完全復活を目指す “鯉” と “侍” の守護神

広島カープ 栗林良吏 投手
― キャンプ最終日にブルペンに入った狙いは?
「最後でしたし、あとは帰ってからオープン戦もあるので、そのための準備をやりたいなと思って、きょう入りました」

― きょうのテーマは?
「ずっとまっすぐが強く行けてなかったので、強いまっすぐを投げたいと思って。また、もうどんどん試合が入ってくるので、バッターに立ってもらって試合を想像しながら投げていました」

― 手応えは?
「制球力はあんまりですけど、でも球の強さってところはキャンプで一番よかったかなと思うので、ここからどんどんもっと上げていけたらいいなと思います」

― 約1か月間のキャンプ、課題としていたところはどう解決?
「まず上がっていないことが自分の中でテーマだったんで、そこは本当にあわてずに自分のペースでやらせてもらいましたし、また体作りも継続してできたので、1か月、すごく充実したキャンプでした」

― 実戦登板もあったが…
「そこで出た課題がシーズンにしっかりつなげていかなきゃいけないので、ここからどんどん実戦が入ってきますけど、練習する時間もあるので、練習の時間にしっかり課題解決して試合に臨みたいなと思います」

― 具体的な課題は? どう解決?
「まっすぐは自分の中では試合はまったくだったので、きょうのブルペンもそうですけど、まっすぐをもっと強く、ファールを取れたりだとか、見逃しを取れたりだとかっていうところを自分の中で求めていきたいなと思うので、そういうところは練習のブルペンだとか、キャッチボールからしっかり投げていくことで試合につながると思うので、キャッチボールを大事に、もっとまっすぐをイメージどおり、また相手が嫌がるような球にしていきたいなと思います」

― 侍ジャパンへの合流もあるが?
「やっぱり、昨年のくやしさが自分の中では個人的には持っているので、そのくやしさを持って合流したいなと思いますし、しっかり結果を出せるように準備をして、ベストパフォーマンスで臨めるようにやっていきたいなと思います」

― 侍ジャパンではどのような役割で活躍したい?
「昨年もシーズンでもいろんなところを投げさせてもらえたので、どこでもいいから、しっかり結果を出したいなっていうのが一番なので、本当に投げる場所じゃなくて、しっかりと与えられたところでチームに貢献するってことだけ考えてやりたいなと思います」

― 侍を終えてシーズンへ。そこの調整は?
「本当、このままあせらずにというのか、順調に行けたらいいなと思いますし、あとは課題を持っているところをしっかり毎日、その課題に向けて課題克服のために練習していけたら必ず開幕ダッシュが切れると思っているので、そういう強い気持ちを持って練習したいなと思います。今シーズンは自分の中では投げる場所というよりかはチームで一番投げたいなっていうのが自分の思いなので、昨年の 島内(颯太郎)のようにチームにたくさん貢献できるように自分もがんばりたいなと思っています」

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