アーバンギャルド、廻天百眼とコラボで「アングラ」愛炸裂! NEWアルバム『メトロスペクティブ』より「アング・ラグラ」のMV公開!

2月28日(水)リリースとなるアーバンギャルドのニューアルバム『メトロスペクティブ』より、アルバムの冒頭を飾るリード曲「アング・ラグラ」のMusic Videoが公開された。 ▼「アング・ラグラ feat. 虚飾集団廻天百眼」 https://www.youtube.com/watch?v=oEzwj-nEhhY

異様な地下鉄の発車音で幕を明ける『アング・ラグラ』は今回のアルバムの一曲目にあたり、アーバンギャルドがこれまで体現してきたアンダーグラウンドな生き様を高らかに歌い上げる。同世代の”アングラ“劇団・虚飾集団廻天百眼とのコラボレーション作品となり、MVは監督・脚本・撮影を同劇団の主宰である石井飛鳥が担当。紅日毬子、十三月紅夜ら看板俳優も出演し、音源では演劇風コーラスも添えている。

映画風のMVとなり、松永天馬演じる男が赤いコートを着た謎の女(浜崎容子)に導かれ脳内世界を誘い、いま一度母(紅日毬子)から誕生するという衝撃的な作品に仕上がっている。

アーバンギャルド『メトロスペクティブ』は明日発売。より濃厚な作品世界を堪能しよう。

松永天馬コメント

病気の皆さんこんばんは。アングラの皆さん、お病気ですか。

「アンダーグラウンドに立ち返る」という今回のアルバムのテーマを担う一曲を制作するにあたり、同世代の劇団である虚飾集団廻天百眼にお声がけしました。アングラも前衛もとうに終わった時代に表現を始めた我々です。解剖台の上でミシンと蝙蝠傘が出会うように、必然的なコラボレーションと相成りました。

制作中に百眼の現体制終了の報を受け驚きましたが、お声がけしようと思い立ったのも何かの知らせだったかもしれません。

生まれ変わって再びお会いしましょう。アング・ラグラ。

石井飛鳥コメント

別の角度から地下を目指した2つの団体がついにまみえる事となりました。我々はアングラか、サブカルか。古典的前衛はもはや伝統で、しかしその先に未知が、道があると考えます。

この度はアーバンギャルドの皆様とアング・ラグラという素晴らしい楽曲の中、めくるめく地下サーカス、生まれる前の記憶、そしてテント芝居のフィナーレである開かれる扉の先にある誕生体験を彷徨い歩きました。暗黒の地下に相応しい素敵なMVとなりましたので、たくさんの方にご覧頂ければ幸いです。

数奇なことに、ちょうど廻天百眼が体制を変更し、より地下へ、そしてより天上へと向かおうというタイミングでお声がけ頂いた事に運命を感じつつとても感謝しております。

さあ皆さん、おかえりなさい、もう一度あの扉を開けましょう。

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