英皇太子が式典ドタキャン 「個人的な事情」

英国のウィリアム皇太子=2023年11月、マンチェスター(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英国のウィリアム皇太子は27日、ロンドン郊外のウィンザー城で予定していた式典への出席を急きょ取りやめた。英メディアが報じた。王室は「個人的な事情」と説明。王室関係者は、1月に腹部の手術を受けて療養を続けている妻キャサリン妃は「引き続き元気にしている」としており、同妃の容体とは関係ないとみられる。

 皇太子は、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で営まれる元ギリシャ国王、故コンスタンティノス2世(昨年1月死去)の追悼式典で朗読をする予定だった。ギリシャ王室には27日朝、電話で欠席を伝えたという。がん治療中のチャールズ国王も欠席し、妻のカミラ王妃らが出席した。

英国のウィリアム皇太子(ゲッティ=共同)

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