「打つことに自信を」坂倉将吾 「侍のプレッシャー感じない。やるべきことを」田村俊介 緊張と気疲れ…ルーキー・髙太一 広島カープ・沖縄キャンプ終了

広島カープは、若手・主力41人が鍛錬を繰り広げた沖縄キャンプを終えた。選手たちの直後の声―。

打線も投手も引っ張ります!

広島カープ 坂倉将吾 選手
― キャッチャー専念2年目のキャンプ。
「まず、けがなく、バッティングの方も守備の方もしっかりできたかなと思いますし、これからまだまだどんどん上げていかなきゃいけないと思うんですけど、3月のオープン戦に向けてはすごくいいようにできたんじゃないかなと思います」

― キャンプ前のプランどおり?
「実戦をやる中でいいものが出たり、悪いものが出たりっていうのが今は特に激しいと思っているので、ギャップというか、感覚も合わせていけたらなっていう思いだったので、それをなんとなく、なんとなくというか徐々にできているかなと思うのでいい感じかなと思います」

― バッティング面のテーマは?
「しっかりと打つっていうことに関して、やっぱり、あらためて自分に自信をつけたいと思いましたし、数字としてしっかり残せるようにしたいなっていう思いで
キャンプに入りました」

― 手応えは?
「ある程度、固まりつつあるのかなっていうふうに思うので、あとはいろんなピッチャーが立った中でどれぐらいの対応ができて、まだ何が足りないっていうのは必ず出てくるので、そこをしっかり修正しながら埋めていきながらできたらいいかなっていうふうには思います」

― 守備面については?
「守備は、今回のキャンプはピッチャーがたくさんいて、全員、捕れたんですけど、なかなか全員とコミュニケーションをとれなかった部分もあるので、これからしっかりと話して、シーズンに向けて、いい話をしたりとか、いい試合をオープン戦ですけど作れたりとか、そういうふうに数が増えていけばいいかなと思うので。もちろん自分の技術もまだまだ足りないところもたくさんあるので、しっかりとやっていきたいなって思います」

― オープン戦も広島に戻ってどのように調整?
「まずは自分の体がしっかり動くかとか、ちょっと気温差が生まれてくるので、そこでいろいろ出てくると思うので、そこはしっかりと体と相談して開幕にしっかり合わせられるようにしたいなと思います」

― 帰ったら侍ジャパンもある。調整は?
「ちょっと、どこまで自分が調子が上がっていくかわからないですけど、しっかりと代表のユニフォームを着るので、そこはしっかりと恥じないプレーをしたいなと思いますし、しっかりと動けるところもアピールしたいと思うので、上げるだけ上げたいなと思います」

― 開幕に向けて意気込みを。
「去年、開幕4連敗からスタートしているので、とにかく、そこは阻止というか、勝ってスタートできるようにまずは自分の状態を上げて、いい体の状態、いい自分の調子でシーズンに入っていけるようにしたいなと思います」

ポスト西川 最右翼の若き侍

広島カープ 田村俊介 選手
「しっかり自分のやるべきことができた1か月だったなと思います」

― 自分のやるべきこととは?
「松山(竜平)さんに自主トレで教えていただいたことを徹底的にというか、取り組んできたことが結果にも少し出ましたし、まだまだダメな課題も見つかったので、そういった面ですごくいい1か月間だったなと思いました」

― このキャンプで意識して取り組んだことは?
「タイミングの取り方だったり、スイングの軌道であったりとか、そういうところを取り組みました」

― 手応えは?
「結果として出てくれた部分もあるので、それは少しは手応えはあったかなと思います」

― あらためてどんなキャンプ?
「今シーズン、しっかりいいスタートが切れるための準備っていうぐらいの気持ちでいたので、そのぶんはすごくいい準備はできたかなと思います」

― 侍ジャパンに選ばれ、今まで以上に注目・期待も集まったが、心境は?
「プレッシャーとかは全然、何も感じていないですし、自分のするべきことをしっかりとしようと思って、このキャンプは取り組みました」

― 侍ジャパン選出、日南キャンプ中に伝えられたが、率直にどんな気持ち?
「まずはすごくうれしかったですね」

― 日の丸を背負う重みも感じた?
「初めてのことなので、まだどんな感じかもわからないですし、すごく楽しみの方が大きいかなと思います」

― 侍ジャパンでどんなプレーを見せたい?
「自分らしいプレーをしたいと思います」

― 3月から本格的にオープン戦も始まる。どんな結果でアピールしたい?
「やっぱりバッティングが一番評価される部分だと思うので、バッティングでチームが勝てるような打撃をしていきたいなと思います」

― どんなシーズンにしたいか?
「去年はけがでくやしい思いもしたので、そのくやしい思いをしたぶん、ことしは去年のぶんも含めてぶつけたいなと思います」

緊張と気疲れの初キャンプを完走

広島カープ 髙太一 投手
― プロに入って初めてのキャンプ、1か月走り抜いた気持ちは?
「とりあえず、けがなく終われてよかったなと思っています」

― 自身の中で充実感は?
「できたこと、できないこと、できないことの方が多かったですけど、それでもたくさん、こういうすごい先輩方と一緒に野球ができて、いろいろ学べるところも多かったので、どんどん吸収していきたいなと思います」

― 一番の収穫は?
「本当にすごい先輩方と一緒に野球できたことっていうのが収穫になりました」

― 初めてのキャンプ、次への課題は?
「やっぱり実戦に入っての精度だとか、まだまだ、ほかの方に比べて、ほかの1軍のピッチャーに比べて球威的なものが足りてないところとか、体も細いですし、そういう足りないところってのたくさんあったので、どんどんまだ、このプロの舞台でやるからには突き詰めていかないところばっかりだなって思いました」

― オープン戦の登板、1回無失点と結果も出せたと思うが、手応えは?
「前のここでの登板でフォアボール、先頭(打者に)フォアボールを出してしまったので、とにかくフォアボールを出さないっていうのが、そこで意識したんですけど、前の登板よりよかったっていうのをどんどん継続していって、常に前の登板よりよく、いいピッチングっていうのをこれからも続けていきたいなと思います」

― 練習試合でのフォアボール2つを名護では?。
「出さなかった。そこだけはよかったかなと思います」

― 初めてのキャンプ、1軍のキャンプで1か月やり切れたのは大きなことでは?「けがをしなかった。これに関しては一番、何よりもよかったのかな、一番よかったのかなと思います」

― 練習はきつくなかった?
「けっこう…。心も体も。やっぱり先輩方しかいないので、気疲れみたいなものもあったんですけど、でもすごく優しくしてくださったので、本当に野球やりやすかったですし、野球に集中できましたし、体的にも毎日、しっかりトレーニングするのでしんどかったんですけど、ケアしてやった。けがなく、終わりました」

― 広島に戻ってまた課題をクリア。オープン戦に向けて課題は?
「オープン戦で登板することがあれば、さっきも言ったんですけど、前の登板よりいい登板ができるように、常に成長したピッチングを見せられるようにアピールしていきたいなと思います」

― ルーキーのことし、個人的な目標を。
「やっぱり開幕1軍を狙っていきたいなと思っています」

― その先は?
「そこで一軍に定着したい。開幕1軍になって、そこでもしっかり結果を出してシーズン、1軍に定着していきたいなと思っています」

© 株式会社中国放送