診療所つなぐ活動に幕 高齢化などで解散 室根・利用者会【一関】

役目を終えたとして解散した室根診療所利用者の会の関係者

 一関市室根町の室根診療所、室根歯科診療所と住民をつないできた室根診療所利用者の会(小山太郎会長)は、当初の目的を果たしたとして27日に解散した。会員個人は今後も両診療所とのつながりを大切にしていく考え。

 同会は旧室根村時代、同診療所の開所と同じ2000年に、診療所への要望や要介護者のいる家族同士の交流などを目的として発足した「在宅患者を抱える家族の会」が前身。活動の輪を広げようと、03年に立ち上げ、08年に現名称となった。

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