「自分のベストを」パリ五輪行きをかけた大事な試合、藤野あおばは勝利に必要な攻撃を意識「キレイな崩しよりも、こじ開けていくプレーを」

北朝鮮戦へ意気込みを語った藤野あおば[写真:©超ワールドサッカー]

なでしこジャパンのFW藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が、パリ・オリンピックアジア最終予選第2戦の北朝鮮女子代表戦へ向け意気込んだ。

なでしこジャパンは北朝鮮との第1戦を24日に中立地のサウジアラビアで行い、ゴールレスドローで終えた。第2戦は28日に国立競技場で行われ、勝った方がパリ行きの切符を手にするという、シンプルな構図で迎える。

第1戦にも先発出場した藤野。しかし、攻撃面であまり良いパフォーマンスを出せたとは言えず、チームとしても攻撃で良い形は作れていなかった。

日本での試合で勝利が必須の中、ピッチコンディションがあまりない国立競技場については「芝の感じは日本ぽいなというのはあったんですが、サウジアラビアよりは濡れていてボールが走りやすいので、動かしやすい印象です」とコメント。ビルドアップをしていく日本としては、サウジアラビアよりもやりやすい印象があるようだ。

これまでも世代別の代表での大舞台や、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップを経験している藤野。負ければパリ・オリンピック行きが潰える一戦に向けての心境は「そんなに大きな変化はないですけど、一戦を終えてチームのために何かをしなければいけないのはずっと思っていることです」とコメント。「明日の試合は自分のベストパフォーマンスを出すことを意識しています」と、試合を前に、結果を残していきたいと意気込んだ。

前述の通り、勝利した方がオリンピック行きを決める戦いとなるが、藤野は攻撃面で自身の特徴を出していきたいと意気込んだ。

「サイドバック、ウイングバックの選手と一対一のシーンを作れていたので、仕掛けていきたいと思います」

「キレイな崩しよりも、こじ開けていくようなプレーが必要だと思うので、一対一は逃さずに仕掛けていきたいと思います」

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