セリエAでジダン“監督”が誕生か? 「将来はイタリア? もちろん」

2021年夏にレアル・マドリードの監督を辞任して以降、第一線から退いているジネディーヌ・ジダン氏が将来のイタリアでの監督就任の可能性に言及した。26日、イタリアメディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

ユヴェントス、インテル、ナポリ、イタリア代表など、数多くのチームを指揮したマルチェロ・リッピ氏に関するドキュメンタリー公開記念イベントがローマで開催され、ジダン氏など現役時代にリッピ氏の指導を受けた元選手たちも来場した。

イベント会場でテレビ局からコメントを求められたジダン氏は、ユヴェントス時代の指揮官だったリッピ氏に対し、「自分にとって監督とは彼のことだ。自分にユヴェントスでプレーする機会を与えてくれ、最初に自分を信頼してくれた人だ。自分らしくプレーさせてくれたんだ。それは彼にとって簡単なことではなかったし、彼が自分という存在を形成してくれたと思っている」と、感謝の気持ちを述べた。

また、セリエAのクラブを指揮する可能性について質問されたジダン氏は「将来はイタリア? もちろん。どんなことだって起こり得る。今は別のことに取り掛かっているけれど、もちろん、自分はまたベンチで指揮を執りたいと思っているからね」と語り、監督としてセリエAに戻る可能性も示唆した。

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