バッド・バニー、馬をステージに上げPETAが非難

バッド・バニー(29)が、パフォーマンスに馬を使ったことで、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)から「残酷で無責任」と非難を浴びている。21日(水)、「モスト・ウォンテッド・ツアー」の幕開けとなったユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで、馬に乗り登場したバッド・バニー、観客席からは歓声が飛んでいたもののPETAはこの演出に抗議、生きた動物を使用しないよう呼び掛けた。

バッド・バニーが馬に乗る姿を捉えた動画をTikTokにシェアしたPETAはこうキャプションを添えている。「バッド・バニー、ツアーで馬を使うことは残酷で無責任です。その馬、ファン、もしくはあなたが怪我を負う可能性もありました」「この無責任な行動に『大丈夫』は通じません。騒音、ライト、スモーク、何千人もの人々の叫び声に馬を晒すことを一体なぜあなたは良しと考えたのでしょうか?」「馬はストレスを感じているように見えましたし、『ここにいたくない』と感じていたのは明らかです。どうかショーに動物を入れないようお願いします。彼らは平和に生きていたい、あなたのスペクタクルに使われたいとは思っていません」

しかしバッド・バニーは23日(金)、ラスベガスのT-モバイル・アリーナでも引き続き馬を使用、PETAの抗議にはコメントしておらず27日(火)、28日(水)のアリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでの2公演の演出に注目が集まっている。

また以前には、シーロー・グリーンが馬に乗ってパーティー会場に入ったものの落馬、PETAのシニア・ヴァイス・プレジデント、リサ・ランゲ氏は当時こう話していた。「馬が騒音と混雑のパーティーに適さないことは誰にでもわかります。滑る床とストロボライトで取り乱されるのは明らかです。シーローが頭を打った時、理性と思いやりを彼に教えたことをPETAは願うばかりです」

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