アリアナ・グランデ、リークした曲を大幅にアレンジしニューアルバムに収録

アリアナ・グランデ(30)がニューアルバム『エターナル・サンシャイン』に、リークした曲を大幅にアレンジし収録したという。2020年の『ポジションズ』に続く同新作には、『ファンタサイズ』のデモバージョンを始め、ファンからの人気も高いリークした曲が装いも新たに含まれるという。

アリアナは新曲のリークについて出演した『ザック・サング・ショー』で、「本当にありがとう。刑務所で会いましょう。マジでね」と皮肉混じりに話していた。

長年仕事を共にしているプロデューサー、マックス・マーティンとニューヨークのジャングル・シティ・スタジオで制作した曲は、リークしたものとは全く違うものになったそうで、「ガールズグループの雰囲気をまとったパロディ的なものだった。ファンの皆は気に入ったみたいだけど、かなり陳腐だった。でも大丈夫。胸に留めて、このアルバムにはアリアナバージョンのそれを入れたから」「全く別物よ。だからそれを聴いたにせよ、(盗んだってことだけど)、それは今全く違うものになったわ」とアリアナは続けた。

また、同新作の制作が精神浄化作用をもたらしたとしてアリアナはこう語ってもいる。「曲を書いている時は、世間に聴かせるつもりはなかったの」「自分がとても感情的になった時に作ったもので、いくつかはとても万人受けするタイプの曲ね」

昨年、ハリウッドの脚本家のストライキにより主演映画『ウィキッド』の撮影が中止となった合間をぬって曲作りを行っていたというアリアナだが、同映画の撮影中はグリンダの役になりきるため音楽制作を中止していたという。「皆が良く知っているポップスターのアリを完全に消去しなければいけなかった。別の人間になるためにはある事にブランディングされている人でいることは難しい。それを全てはぎ取る必要があったの」

リードシングル『イエス、アンド?』収録のニューアルバム『エターナル・サンシャイン』は来月8日にリリース予定だ。

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