“10”は誰に?バルサ、新カンプノウの各ゲートにクラブ功労者を命名か?

写真:2021年にバルサの会長に再就任したジョアン・ラポルタ氏 ©Getty Images

FCバルセロナはクラブ創立125周年を迎える2024年11月、新カンプノウのプレオープンを目指し現在も改修工事を進めている。クラブの歴史において重要なイベントになる新スタジアムオープンへ向け、スタジアムの各ゲートにクラブ功労者の名を命名するアイデアがあるという。バルセロナ地元紙『Sport』電子版が伝えている。

通常、スタジアムのゲートには数字を付けることが多く、「3番ゲート」、「No.3ゲート」のように誰にでも分かりやすい数字を用いることが一般的となっている。スペインも同様に「門、ゲート」を意味する「Puerta(プエルタ)」には数字を使用しているスタジアムが大半を占める。

バルセロナのアイデアも数字自体を取り払う訳ではない。
例:10番ゲート→「10 メッシゲート」、「Puerta10 Messi」、「10 Messi」
上記の様に、数字から連想されるプレーヤー、監督、そして会長の名が数字と紐付けられ、それぞれのゲートに特徴を持たせる意図があるという。

そして、奇しくも同じバルセロナをホームタウンとするRCDエスパニョールも同様のシステムを採用しており、89番ゲートには現在アスレティック・クルブで指揮を取るエルネスト・バルベルデ監督の名がつけられているという。
 
なお、この計画は現在協議中であり採用されない可能性もあるというが、実現した際にはどのゲートに誰の名が付けられるのか、想像してみるのも面白いだろう。
 

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