24年の空白埋め続け 寺越友枝さん、訪朝66回の足跡

寺越武志さん(左端)家族と記念撮影する友枝さん(中央)=2018年4月、平壌市内(友枝さん提供)

 92歳で生涯を終えた寺越友枝さんは、66回に及ぶ訪朝で、最愛の武志さん(74)との時間を大切に過ごしてきた。行方不明になっていた24年間の空白を埋めるように、海を渡って「近くて遠い国」を行き来した母と子の歩みを写真で振り返る。

友枝さんが作ったカレーライスを食べる武志さん=2018年4月、平壌市内(友枝さん提供)
祖母が眠る墓前に帰郷を報告する武志さん(中央)。雨が降り、友枝さんが傘を手に持つ=2002年10月7日、羽咋市神子原町
金日成主席と金正日総書記の銅像前で記念撮影する寺越さん親子=2012年6月、平壌市内(友枝さん提供)
北朝鮮で死去した夫の寺越太左ヱ門さんの冥福を祈る友枝さん(手前)と武志さん(右端)=2008年1月、平壌市内
武志さんの自宅ベッドで、武志さんに寄り添う友枝さん=2001年ごろ、平壌市内(友枝さん提供)

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