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【グレンデール(米アリゾナ州)共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(29)が27日、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・指名打者」で初出場し、第3打席で2ランを放った。昨年9月に右肘手術を受けて以降、初の実戦。ドジャースでのデビュー戦を最高の形で滑り出し「順調に戻ってこられたことが一番良かった」と穏やかな表情で語った。
背番号「17」の青いユニホーム姿で初めて試合に臨んだ大谷は一回の第1打席は見逃し三振、三回の第2打席は二ゴロ併殺打に倒れた。五回2死二塁の場面ではフルカウントからの速球を捉え、左翼フェンスの先に運んで昨年日本人初の本塁打王に輝いた実力を示すと、6678人の観客から大歓声を浴びた。
その後、試合から退いて3打数1安打2打点。ヘルメットが脱げるほどフルスイングした場面もあり、手術の影響を感じさせない打撃に「1打席目から徐々に感覚も良くなってきた。自分が振りにいっていいボールに対してアプローチできていた」と充実感をにじませた。
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