「土が重たい」状態の悪さが目立った国立のピッチ...なでしこ清水梨紗は「刺さっているのに全部めくれちゃうなという感じ」

なでしこジャパンは2月28日、パリ五輪・アジア最終予選で北朝鮮と国立競技場で対戦する。

勝てば今年7月に開幕するパリ五輪の出場権を獲得できる一戦。清水梨紗はこの最終決戦へ向かう心境をこう語った。

「いつも試合に対する気持ちは変わらないですし、そこはいつもと変わらない。でも大事な一戦というのは変わりないので、これでオリンピックが決まるんだという意識はあります」

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どれだけ重要な戦いであろうと、普段と同様、冷静にゲームに挑みたいとした27歳のサイドバックは、プレー面について「逆サイドにボールがあるときに競り勝って、どうクロスに入っていくのかが大事。そういうところを意識したい」と意気込んだ。

また、27日に試合会場の国立競技場で行なわれた前日練習では、タッチライン際の芝がめくれ上がるなど、ピッチの状態の悪さが目立った。

清水はグラウンドの印象を「土が重たいというか、(スパイクのポイントが)刺さっているのに(芝が)全部めくれちゃうなという感じではあった」としつつも、「でもそんなに滑ることなくできたので、大丈夫かなと思います」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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