品川浦周辺地区再開発(東京都品川区)、3エリアの事業コンサル選定/準備組合

◇日本設計と久米設計に
東京都品川区のJR品川駅南側に位置する「品川浦周辺地区」で再開発事業を計画する三つの準備組合が事業コンサルタントを決めた。再開発の対象となる北と西、南の3地区のうち「品川浦周辺北地区市街地再開発準備組合」と「同西地区市街地再開発準備組合」が日本設計、「同南地区市街地再開発準備組合」は久米設計を選んだ。各準備組合は2026年度の都市計画決定を目指して活動する。
対象区域は北品川1丁目と東品川1丁目にまたがるエリアで面積は計約13・5ヘクタール。屋形船や釣り船が停泊する品川浦を囲むように北地区(約6ヘクタール)、西地区(約3・5ヘクタール)、南地区(約4ヘクタール)の3街区に分かれている。西地区は京急本線の北品川駅、北側はJR品川駅や駅東口地区の再開発で整備した品川インターシティなどの高層ビル群が近接する。
再開発事業を推進する三つの準備組合は23年10月に発足した。日本設計と久米設計の2社が事業推進に向けた支援を行う。建設する総延べ床面積や棟数などは未定となっている。事業協力者は日鉄興和不動産らが参画している。
3地区の事業協力者は次の通り。
〈北地区準備組合〉
▽日鉄興和不▽三菱地所▽三菱地所レジデンス▽旭化成不動産レジデンス▽清水建設▽大林組▽京浜急行電鉄▽住友不動産▽中央日本土地建物▽東急不動産▽長谷工不動産
〈西地区準備組合〉
▽日鉄興和不▽三菱地所▽三菱地所レジ▽旭化成不レジ▽五洋建設▽清水建設▽京急電鉄
〈南地区準備組合〉
▽日鉄興和不▽三菱地所▽三菱地所レジ▽旭化成不レジ▽東京建物▽五洋建設▽大林組▽東急不。

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