【山口天気 朝刊2/28】今朝は厳しい冷え込みだが昼の寒さ和らぐ 寒暖差とスギ花粉大量飛散注意

きのう27日(火)夕方頃から、県内は雲の隙間が広がり、晴れてきています。北風も落ち着いてきたため、今朝は放射冷却による冷え込みが強まりました。

内陸や山間部では氷点下の気温となっています。山口、防府では11日ぶりに気温が0度を下回り、冬日となりました。空気が冷たい朝を迎えています。

ただこのあとは、順調に気温が上がっていきそうです。日本海に張り出す高気圧に覆われることで、日本海側も含めて日ざしがシッカリ届きそうです。寒さが和らいでいき、ここ数日に比べれば、昼は日ざしに温もりも感じそうです。夜は東シナ海に前線が進む見込みで、天気は下り坂となりそうです。今夜、あす29日(木)に日付が変わってからは、雨が降り出す所が出てきそうです。

きょう28日(水)の県内は日中は安定した空模様。きのう27日(火)まで雲が多かった、日本海側も含めて、タップリ日ざしが降り注ぎそうです。きのうまでより北風も落ち着くでしょう。夜は雲が増えますが、きょう28日(水)の内は天気の崩れはなさそうです。

今朝は冷え込んでいますが、昼間の気温はきのう27日(火)よりも高くなるところが多いでしょう。山間部も含めて午後は二桁の気温となる予想で、寒さが和らぐでしょう。

花粉情報です。飛散ピークを迎えているスギ花粉は、極めて多い量が飛ぶ所が多い予想です。マスクの着用や手洗いうがいなどの基本的な対策を入念に行っていきましょう。洗濯物の外干しは花粉が比較的少ない午前中に済ませる対策もおすすめします。

あす29日(木)に日付がかわると、所々で雨が降り始めて、次第に止む時間の少ない雨となるでしょう。あす29日(木)午後は本降りの雨となる所が多い予想です。気温もあまり上がらず、冷たい雨となりそうです。雨雲がいったん抜けた後、3月に入る1日(金)は、冬型の気圧配置が強まる予想です。季節風が強まるとともに、気温はみるみる下がって、2日(土)は最高気温で6度の予想です。厳しい寒の戻りとなるでしょう。来週にかけても小刻みな天気変化が続きそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

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