キッド・カディ、音楽活動を1年間休止

キッド・カディが映画とテレビの仕事に専念するため、1年間音楽活動を休止する。先週10枚目のスタジオアルバム『Insano (Nitro Mega)』をリリースしたばかりのキッドだが、次のアルバムは2026年までリリースしないことを、X(旧ツイッター)でファンにこう警告していた。「次のアルバムはすでに80%くらいできていて、2026年にリリースする予定だ」「いつものように、俺たちは新しい場所に行く。俺は隔年にアルバムをリリースすることを伝えておくよ。来年は映画の年」「映画やテレビでやらなきゃいけない事が山ほどある。だから、それを全部やるために音楽活動を1年休止する」

キッドは2009年から俳優としても活動しており、映画『サイレント・ナイト』や『Xエックス』のほか、『ウエストワールド』などテレビドラマにも出演しており、現在は、「X」シリーズの新作やブランドン・テイラーの小説『その輝きを僕は知らない』映画化作品、さらにホラー映画『ヘル・ナウ』に取り組んでいるようだ。

そんなキッドは以前、演技と音楽の両方で成功を収めたいとローリングストーン誌にこう語っていた。 「すべては可能なんだ。みんな俺のことを何となく知っていると思う。音楽のように、すべてを見たような気になっている」「俺がミュージシャンであることを知っていて、演技の仕事をくれる。でもそれは、2つのことしか得意じゃないというようなもの。だけど、こういうことだ。俺は5つのことが得意になる。俺は6つのことが得意になる。そして7つのことが得意になる」「自分の魂の能力をフルに発揮して、夢見たものを何でも作ろうとしているのさ」

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