クロップ監督が状態懸念の遠藤航に「日曜日から大きく改善したとは言えない」

リバプールチームメイトと輪を作る遠藤航。[写真:Getty Images]

リバプールに所属する日本代表MF遠藤航の状態は大丈夫なのだろうか。
【写真】松葉杖をつき保護ブーツを履いている遠藤航

先のカラバオカップ決勝では120分の奮闘でタイトルを呼び込み、評価が高まるばかりの遠藤。だが、試合後に松葉杖姿が目撃され、状態が懸念される。

後のチームトレーニングでは心配された遠藤の姿もあったなか、クラブ公式サイトによると、ユルゲン・クロップ監督が言及したようだ。

「ワタルはまともに打撲を受けた。そこを見ていかないといけない。日曜日から大きく改善したとは言えないが、そういう状態だ」

また、ライアン・グラフェンベルフは離脱。ドミニク・ソボスライ、モハメド・サラー、ダルウィン・ヌニェスは経過観察が続くという。

4つの大会でタイトルの可能性を残すなか、まず1冠リバプールは28日のFAカップ5回戦でサウサンプトン戦をホームに迎え撃つ。

リバプール入りの当初こそ当時30歳の年齢や、ジュード・ベリンガムらトップターゲットを逃したクラブも奥の手補強というのもあって、懐疑的な声が多かった遠藤だが、徐々にアジャストしていき、今や中盤の欠かせぬ存在となっている。

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