東名高速道路で舗装表面処理剤が飛散し走行車両に付着 料金所では防水塗料の滴下も=静岡・富士市、浜松市

中日本高速道路は2月27日、静岡県富士市内で東名高速道路の路面舗装工事を行っていた作業車から液状の舗装表面処理剤が飛散し大型トラックのフロントガラスなどに付着したほか、浜松インターチェンジでは料金施設の屋根に塗布していた防水塗料が滴下したと発表しました。

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中日本高速道路によりますと、27日午後0時10分頃、静岡県富士市松本の東名高速道路、清水JCT~富士IC間の上り線の追い越し車線で舗装工事のため散布していた液状の舗装表面処理剤が飛散し、走行車線を走っていた大型トラックのフロントガラスやヘッドライトに付着したということです。

運転手からの申し出で塗料の飛散が明らかになりました。舗装表面処理剤は、舗装の接着をよくするためのアスファルト乳剤で、大型車の運転手にけがはありませんでした。

また、浜松市の東名高速道路浜松インターチェンジでは、27日午前9時から午後2時40分頃まで料金所施設の屋根で防水塗装作業をしていたところ、防水塗料が滴下したということです。作業員がレーン上に防水塗料が滴下していることを見つけたということですこのため、走行していた車両に付着した恐れがあるということです。

中日本高速道路は、いずれも今後発生原因を詳しく調べ、対応を図るということです。

また、発生時間帯に付近を走行し車両に塗料の付着など心当たりの人の問い合わせを受け付けています。
問い合わせフリーダイヤル 0120-236-208

(写真は中日本高速道路提供)

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