元ドラゴンズの山﨑武司氏「現役を長く続けるためには」

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TOKAI RADIO『Live Dragons!』(月18:00~19:00 火~金17:15~19:00 DJ平松伴康)水・木の『HOMERUN GARAGE』(ホームラン ガレージ)のコーナーでは、プロ野球通算403本のホームランを記録し、ドラゴンズなどで活躍したプロ野球解説者・山﨑武司氏が、野球人生での思い出ばなしなどを語っている。時には、趣味(クルマなど)の話も交えて、自身の大きな「GARAGE」に詰まった話を披露している。

ベテラン選手のオープン戦の時期について

2月22日の放送では、開幕前の、オープン戦の時期のベテラン選手について話した。山﨑「ベテランになってからは、自分の体が動いてくれるか、その1点だった。『反応、悪いんじゃないの? 衰えが来てないか? 去年より、全力疾走して足の具合がよくないなあ』とか、そんなことばかり考えていた」

「体力のグラフで言えば、ベテランになったら、もう上がることないから、30代も半ばを超えたら下り坂になっていく。下りのラインをどれだけ緩くできるかが勝負」

体力より知識と考え方で

「30代半ば以降に結果を出すには、野球の技術というより、体力もパワーも必ず下がってくるので、知識と考え方で、いろいろと考えていく上で、僕には伸びしろがあったのでは。ということは、選手みんなにチャンスがあるということ。プロ野球の長い歴史の中で、自分で言うのもなんだが、30代後半から上がる人って、過去にも数えるぐらいしかいない。その中に、たまたま自分が入ることができたので、言うことができるのだが、気の持ちようが大きいと思う」

メンタルを大事にして一日でも長く

「ベテランになると、オープン戦で打ち過ぎても不安になることがある。でも、調子がいいなら『よし、行けるぜ!』と思えばいい話。オープン戦で打ち過ぎてしまって不安になる性分の選手もいる。メンタルの強化は大事。今はメンタルトレーナーがいるが、我々の頃はいなかった」

「今、全体に選手寿命は長くなってきている。40歳を過ぎてもやれる選手が増えてきていることは喜ばしいこと。プロなんで、18才だろうが、40才だろうが、結果を出せば、ベテランだろうが若手に譲るような遠慮はしなくていいと思う。息の長い現役生活を選手全員にしてほしい」

Live Dragons!

放送局:TOKAI RADIO

放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分

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