歴30年以上のガーデナーが考える使いやすさ重視のおすすめアイテム! 選ぶコツを紹介
「今年こそガーデニングにチャレンジしよう!」と思っている初心者の方へのガーデニング基礎講座。今回はガーデニングのためにそろえておきたいツールの紹介です。
園芸用品と一口に言っても、ガーデニングに最低限必要なものから、あるとうれしい便利なものまで多種多様。
初心者にとって使いやすいオススメのアイテムを参考価格とともに見ていきましょう。
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初心者にオススメのガーデニングツールとは?
高価な道具よりプチプラアイテム
プロが使うような高価な道具から、100均などでも買えるプチプラアイテムまで幅広い価格帯のガーデニングツール。初心者はまずお手頃な価格の道具からスタートするのがオススメです。
高価な道具は優れた機能を持っていますが、初心者にはその機能をうまく使いこなせないかもしれません。キャリアを積んで道具へのこだわりが出てきたとき、上級品に買い替えるとよいでしょう。
手軽さと使いやすさを重視
購入はネットでも可能ですが、できれば店頭で直に触れて、重さや感触を確認してから決めましょう。重かったり扱いにくかったりすると体に負担がかかり、長い時間ガーデニングをしていると疲れてしまいます。
まずは手に取って手軽に使えそうかどうかを確かめましょう。
カラフルで目立ちやすい色を選ぶ
ガーデニングに夢中になっていると、つい道具を置きっぱなしにしてしまいがち。あとから探すのに苦労するというのはよくあることです。
赤や黄色など鮮やかなカラーのツールは、緑の葉が茂った中でもよく目立ちます。カラフルな色彩を見ているだけでもテンションが上がり、使うのが楽しみになるでしょう。
そろえておきたい基本のガーデニングツール5選
植木鉢<選ぶコツ>
初心者は手軽にできる鉢植え栽培からスタートするのがオススメ。プラスチック製は軽くて持ち運びやすく、素焼き鉢は通気性や排水性に優れています。
複数苗を植える場合は横長のプランターが便利。※参考価格:100~200円前後(5号鉢)
スコップ<選ぶコツ>
土を入れたり苗を植えたりするときに必要なスコップ。持ち手が握りやすく付け根がしっかりしているもの、あまり重すぎないものがオススメです。※参考価格:100~200円前後
ハサミ<選ぶコツ>
ハサミは植物を傷めないように切れ味のよさを重視しましょう。ステンレス製だと水や樹液でさびる心配がありません。
自然に開くバネ付きハサミは、手に負担がかからないので楽ちんです。※参考価格:300~500円前後
手袋<選ぶコツ>
手袋は植え込みや草抜きには薄手、土堀りや剪定はやや厚手が適しています。手の大きさに合ったサイズを選びましょう。
軍手はきめが粗く土や細かい剪定ゴミがくっつきやすいので、ビニール製や革製がオススメです。※参考価格:100~300円前後
ジョウロ<選ぶコツ>
水やりに欠かせないジョウロ。金属製で大きなジョウロは水を入れると重くなるので、プラスチック製で2~3リットルの容量が扱いやすいでしょう。
先端のハス口が取り外せるタイプは、根元に直接水やりできて便利です。※参考価格:300~500円前後
あるとうれしいお役立ちガーデニングツール
ガーデンシューズ<選ぶコツ>
庭仕事専用のガーデンシューズがあれば、水や土で足元が汚れるのを防げます。靴を履き替えることで、ガーデニングへのモチベーションが高まるという効果も。
足首までのハーフサイズを選べば、長靴より着脱がスムーズです。※参考価格:1500~3000円前後
エプロン<選ぶコツ>
エプロンは水や土で服が汚れるのを防いでくれます。ポケットがたくさん付いているエプロンは、ハサミなどのツールやスマホをポケットに入れて持ち歩けるので便利。
さらに中央にスリットが入っていれば、座って作業しやすいでしょう。※参考価格:1000~3000円前後
支柱<選ぶコツ>
支柱は背丈の高い植物や、茎が細い植物を支えるために使います。支柱があれば台風などの強風で倒れたり、茎が折れたりする心配がありません。
茎と支柱を結束するワイヤーやクリップがあると便利。※参考価格:100~300円前後(1本)
ネームプレート<選ぶコツ>
花の名前を忘れてしまわないように、ネームプレートを立てておきましょう。冬に地上が枯れる宿根草を育てる場合は、植えた場所を認識できます。
間違って根を掘り起こしてしまう心配もありません。※参考価格:100~150円前後(1袋)
収納ボックス<選ぶコツ>
さまざまなガーデニングツールを1ヵ所に集められる収納ボックス。いざ使うときにツールを探し回る手間も省けます。
しっかりした作りのボックスはガーデニングチェア代わりにもなり、作業で疲れた足腰を休められます。※参考価格:2000~3000円前後(W50×D40×H35)
初心者のガーデニングツールは使いやすさを重視
ガーデニングに道具は必要ですが、最初はプチプラアイテムでもよいので、まず使いやすさをポイントにするのがオススメ。経験を重ねれば自然とさらによい道具が欲しくなります。
ガーデニング本番のシーズンが来ても慌てなくて済むように、今からツールを準備しておきましょう。