「目を合わせて話すのが大切」林家三平さんが弟子入り断られたエピソード披露 群馬・桐生市で講演会

 群馬県桐生市の企業などでつくる桐生法人会(津久井真澄会長)は26日、同市の美喜仁桐生文化会館(市民文化会館)に落語家の林家三平さんを招き新春講演会を開いた。約220人が高座やトークに沸いた後、関係者が賀詞交歓会で親睦を深めた。

 三平さんは落語「紀州」を披露し、林家こん平さんに弟子入りを2度断られたエピソードを紹介。「師匠は私の目を見て覚悟ができたと、3度目で認めてくれた」と振り返り「大きな事を決める時は目と目を合わせて話し合うことが大切だと教えられた」と語った。

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