きょう（水）午後も、太平洋側を中心に晴れる所が多い見込み。きのう（火）に比べて風のおさまる地域が多いが、東・北日本は引き続き強風や高波に注意・警戒が必要だ。なお、天気の変化が早く、あす29日（木）は西から雨や雪の範囲が広がる見込み。週末は上空に寒気が流れ込むため、全国的に寒くなりそうだ。
西から下り坂
この時間は、太平洋側で晴れている所が多い。東北以南はきのうより気温が高めで、関東から西は15℃前後まで上がりそうだ。ただ、西日本を中心に花粉が非常に多く飛ぶため、万全の対策が必要となる。なお、今夜以降は沖縄・奄美で雨雲がかかり始め、雷を伴い激しく降る所がある見込み。
あす（木）は九州で早い時間から雨が降り、午後は南部で局地的に激しく降る見込み。四国や中国も昼前後から傘が必要で、夜は四国の太平洋側で雨脚が強まりそうだ。東海や北陸、関東も夜以降は雨となり、気温が低い内陸は雪の降る所がある見通し。低気圧が発達しながら南岸を通るため、太平洋側は1日（金）朝にかけて風の強まるおそれがある。
寒い3月スタート
1日（金）は次第に冬型の気圧配置となり、上空に寒気が流れ込む見通し。日本海側は雨や雪の降る所が多く、気温が下がる夜以降は北陸や山陰の平地でも雪の範囲が広がりそうだ。この方面は2日（土）朝にかけて、積雪で路面状態が悪くなるおそれがあるため、時間に余裕を持つよう心がけたい。晴れる太平洋側でも、空気が冷たく乾燥するうえに、花粉が多く飛ぶと予想される。（気象予報士・高橋和也）
