【なでしこジャパン】負けたら終わりの大一番 マンC所属“バロンドール級MF”にかかる「2月8日の再現」

28日、国立競技場でサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は北朝鮮代表と対戦する。サウジアラビアで行われた初戦は0-0のスコアレスドロー。パリ五輪アジア最終予選第2戦となる今回、勝ったほうが五輪出場権を得る大一番だ。

リーグカップで“モドリッチ級”ミドル炸裂

スタメン全員が海外組、という現象が珍しくないサッカー男子日本代表。それに呼応するかのように女子代表も海外組の人数を着実に増やしているが、ひと際目立つのがイングランド(FA)女子スーパーリーグでプレーする長谷川唯(マンチェスター・シティWFC)だ。

身長157cm、体重47kgの体格は女子のなかに入っても小柄な部類に入るもの。それでも日本時間2月8日に行われたリーグカップで2018年のバロンドール受賞者である“モドリッチ級”の豪快ミドルを突き刺したシーンに代表されるように、司令塔として攻守で確かな存在感を示している。

◆【実際の映像】「キーパーも絶望……」マンC所属・長谷川唯の2月8日“ビューティフル”ミドル弾

“2月8日の再現”が叶えばパリ五輪出場も……

その活躍が評された長谷川は宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッドWFC)とともに、2023女子バロンドールの候補者30名にノミネート。男子では過去に中田英寿(1998年・1999年・2001年)、稲本潤一(2002年)、中村俊輔(2007年)の3人がノミネートされていたが、それに並ぶ快挙と言って差し支えないだろう。

今回の相手は北朝鮮だが、2018年8月のアジア大会では北朝鮮相手にゴールを挙げている長谷川。相性の良いチームに“2月8日の再現”が叶えばパリ五輪出場はグッと近づくはずだ。パリ五輪アジア最終予選第2戦は聖地・国立競技場を舞台に28日18:30キックオフ予定。歓喜の瞬間を待ちわびたい。

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(SPREAD編集部)

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