高知市の自由民権記念館で不審者の侵入を想定した訓練 警察との連携や危機管理の意識を共有【高知】

不審者の侵入を想定した訓練が2月28日に高知市の自由民権記念館で行われ、参加した職員が初期対応の手順を確認しました。

高知市の自由民権記念館で行われた不審者の侵入を想定した対応訓練は館と警察が初めて企画したもので、約20人が参加しました。訓練では不審者役の警察官が受付の職員に言いがかりをつけ、刃物を取り出したという想定でおこなわれました。

28日は別の職員が館内に設置するさすまたを持ってきて不審者に対応している間に、もう1人の職員が警察への通報と注意を呼びかける館内放送を流し初期対応にあたりました。参加者は訓練を通して警察との連携や危機管理の意識を共有していました。

訓練のあとは南警察署の警察官による講義が行われ、不審者を取り押さえようとするのではなく、来館者や職員がけがをしないように対応してほしいと呼びかけていました。

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