光と音でクマ追い払い「4割以上」成功 AI活用、会津大の独自技術応用 福島

福島県の会津大学などが行った人工知能・AIを活用してクマを追い払う取り組みで、4割以上、追い払いに成功したことがわかりました。

この取り組みは、クマによる被害を防ごうと、県と会津大学が去年6月から12月まで、会津美里町など4か所で行ったものです。

会津大学の独自技術を応用し、人口知能・AIがクマを認識すると光や大きな音で追い払うシステムを設置しました。その結果、会津美里町八木沢地区では、43.6%の割合でクマを追い払うことができたということです。

会津大学コンピュータ理工学部・齋藤寛教授「追い払いに関しては、新たな取り組みとか組み合わせも必要なのかなと思ったところです」

県は、来年度も会津大学との取り組みの継続を検討しています。

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