ワンランク上の喫茶店「ドトール珈琲店」やコーヒー農園主の邸宅をイメージした店内で極上のコーヒーが飲める「ドトール珈琲農園」など、さまざまな系列店があるドトール。その中でも今回はドトールが運営する最高級ブランドとも評される「神乃珈琲」についてご紹介します。
日本人による日本人のためのコーヒーを追求するお店
神乃珈琲は日本人による日本人のためのコーヒーを追求するコーヒー店として展開しているお店。都内では代官山、学芸大学、銀座などに店舗があります。
今回は「神乃珈琲新宿東口」に行ってみました。新宿駅東口から徒歩3分ほどの場所にあります。新宿駅を背にして歌舞伎町方面へと進むこの道にある看板は見たことがある人も多いのではないでしょうか。
店内は新宿駅前にあるとは思えないほどシックで落ち着いていて、ゆったりとした時間が流れていました。筆者が訪れたのは平日のランチタイム時でしたが、お客さんがぎゅうぎゅうに混み合うこともなく快適。席数も多く、また席同士も離れているのでゆったりと過ごすことができます。
メニューは各店舗によって異なりますが、新宿店ではサンドイッチやグラタン、パン、ケーキなどのメニューが充実していました。またこだわりのブレンドコーヒーはアーモンドのような優しい甘さとかろやかな香りの「陽煎珈琲」(600円)、ジャスミンに似たフローラルな香りとフレッシュな酸味の「神煎珈琲」(600円)、ダークチョコレートに似た芳醇な風味と力強い苦みと甘さのバランスが楽しめる「月煎珈琲」(600円)の3種類を提供。個性の違う3種類のコーヒーをぜひ飲み比べてみて。
「那須御養卵の和三盆プリン」は必ず食べてほしい一品
筆者は「神乃オリジナルアイス珈琲」(600円)、「黒毛和牛の焼ハヤシライス」(800円)、そして「那須御養卵の和三盆プリン」(550円)を注文してみました!
焼ハヤシライスというものを生まれて初めて食べてみましたが、その美味しさにびっくり! 薄くスライスされた玉ねぎの甘みと黒毛和牛の旨味がハヤシライスのコクの強いルーと絡み合います。
また焼きハヤシライスなので焼かれたご飯が香ばしいのもなんともリッチです。粒感が際立った固めの食感でたまりません。普通のハヤシライスとは一味違った贅沢感を楽しめました。
「那須御養卵の和三盆プリン」は固めでもっちりとした弾力のプリン。和三盆の優しい風味と素朴な甘さによって和風プリンのように仕上がっていました。
なかなか大きなサイズですが、食べやすい味わいなので食後でもペロリと食べられます。
銀座店や学芸大学にある「Factory & Labo 神乃珈琲」も注目
神乃珈琲は店舗によってさまざまな個性があるのも魅力です。今回訪れた「神乃珈琲新宿東口」は新宿のど真ん中にありながらも割と混み合いが少なく、リラックスした空間でリッチな食事やスイーツが楽しめます。
一方で「神乃珈琲 銀座店」では「那須御養卵とパンチェッタのカルボナーラ」、「アメーラトマトと花畑牧場モッツァレラのポモドーロ」などパスタメニューや「和三盆フレンチトースト」などスイーツメニューが充実。
また学芸大学にある「Factory & Labo 神乃珈琲」は巨大な焙煎機が置かれた広々とした店内でガラス張りの開放的な空間。研究施設的な意味合いも込められており、研究員のように白衣を着た店員さんがいるのも特徴です。お気に入りの店舗を見つけてください。
ドトール最高級ブランドとも評される神乃珈琲、みなさんもぜひチェックしてください。
(富士みやこ)
神乃珈琲新宿東口
住所:東京都新宿区新宿3-25-10 當山ビル
最寄り駅:各線新宿駅徒歩3分
電話番号:03-3355-6866
営業時間:月~土11:00~23:00(LO.22:30)、日祝11:00~21:00(LO.20:30)
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