独自のバイブスで未知の音楽を切り拓くバンド“カブトムシ”、アルバム『飛来者』をリリース

独自のバイブスで未知の音楽を切り拓くバンド、カブトムシが、アルバム『飛来者』を2月28日(水)にリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。

カブトムシは美術作家の堀聖史、作曲家の藤井登生、打楽器奏者の桒原幹治、ピアニストの大野志門の4人組バンド。アルティメットフィクションラジオ『忘れないで未知子』の放送や、バンド形態でのアルバム『色即ラグーン』、映像作家・内海拓とのコラボレーション作品『ベッドタウンの神様』など、これまで多面的な作品を発表してきました。

今作『飛来者』はカブトムシにとって2作目となるスタジオ・フル・アルバム。メンバー全員が作詞・作曲を担当し、明るいながらもどこか救いのない裏腹な世界観を共有した12曲が収録されています。ミックス、マスタリングをメンバーの藤井登生が行い、音の細部までこだわり制作されました。カブトムシの特徴でもある、ヘンテコな架空の世界にかけるアツい情念を継承しながら、ポップに新しい展開を見せつける渾身の一作となっています。

今作からはすでに先行シングル「Time Break」、「U.F.O.」、「Q (feat. 川本真琴)」の3作品がリリースされ、それぞれが映像作品とともに話題を呼んでいます。「内省からの解放」を標榜し、写真家・伊丹豪が撮影したジャケットには初めてメンバーが登場しています。

[コメント]
未知の音楽を持った我々が、飛来して着地した。そして我々は、全開のポップネスを発散させたのだった。この音楽は、2024年の一瞬に光り輝く蛍のようなものではなく、本来の星に還り永遠に明滅し続けるのだろうと思う。失った世界への希望と想像力を頑なに捨てない僕たち、私たち、俺たちは、祈りのように、呪詛のように、ファンタスティックな妄想を繰り広げた。
――カブトムシ

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