三菱商事、ケンタッキー株売却へ 筆頭株主、保有の35%超全て

 三菱商事が、ケンタッキーフライドチキンを展開する日本KFCホールディングス(HD)の保有株式35.12%全ての売却を検討していることが28日分かった。近く入札が行われる見通しで、売却額は数百億円規模の見通し。三菱商事は事業構成や資産の見直しを進めており、その一環となる。

 入札には外食大手や海外ファンドが参加するとみられる。三菱商事は1970年に米ケンタッキー・フライド・チキンと折半出資して、日本ケンタッキー・フライド・チキン(現日本KFCHD)を設立。名古屋市で1号店をオープンした。三菱商事は現在、日本KFCHDの筆頭株主となっている。

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